家庭で楽しめるコーヒーメーカーの種類


PR

家庭で楽しめるコーヒーメーカーの種類
1971年にコーヒーチェーン大手のスターバックスが開業し、ここ数十年で日本でもコーヒーショップが急速に拡大しました。そのため、自宅でもカフェのような本格的なコーヒーを楽しみたいという方が増え、今ではさまざまなコーヒーメーカーが販売されています。家庭でも楽しめるコーヒーメーカーの基本的な種類や人気のメーカーについてまとめてみました。

スポンサードリンク

レギュラーコーヒー用のコーヒーメーカーの種類

レギュラーコーヒーとは、コーヒー豆を焙煎して挽いたコーヒー粉から抽出したコーヒーです。挽き立ての豆でコーヒーを淹れることで、香り豊かな鮮度の良いコーヒーを味わうことができます。レギュラーコーヒー用のコーヒーメーカーがあれば、インスタントコーヒーでは味わうことが出来ないコーヒーの美味しさを気軽に家庭でも楽しめます。


ドリップタイプ

ドリップタイプは、最もスタンダードなコーヒーメーカーです。手ごろな価格の商品が多数販売されていますので、多くの人に親しまれています。コーヒー粉やお湯をセットしてからスイッチを押すことで、自動的にお湯を注いで適度に蒸らし、美味しいドリップコーヒーが手軽に淹れられます。家庭で本格的なドリップコーヒーが楽しみたい方におすすめです。

ドリップコーヒーには、ハンドドリップ、ネルドリップなどの方法がありますが、手動の場合にはコーヒーを美味しく淹れるための技術が必要です。また、専用の道具を揃えなければならず、プロが淹れたような美味しさを出すには練習が必要です。コーヒーメーカーなら、技術がなくても美味しいドリップコーヒーを安定して飲むことができます。

また、コーヒーミルを用意すれば、挽き立てのコーヒーでドリップコーヒーを楽しむことも可能です。コーヒー豆にもこだわりを取り入れたいコーヒー好きの方なら、ドリップタイプが良いでしょう。


カフェポッド・エコポッドタイプ

カフェポッド・エコポッドは、適量のコーヒー粉がパックされたカートリッジを取り付けてスイッチを押すことで、自動的にコーヒーを抽出してくれるコーヒーメーカーです。ドリップタイプと比べると手間がかからず、短時間で美味しいコーヒーが抽出できます。そのため、忙しい朝の時間帯にコーヒーを手軽に飲みたい方や面倒な作業が苦手な方におすすめです。

ただし、あらかじめ決められたカートリッジが必要になりますので、購入の手間がかかり、コーヒー豆を選んだり挽いたりする楽しみがないというデメリットもあります。


カプセルタイプ

ドリップタイプは1度に数杯分のコーヒーを抽出することができますが、1杯分だけコーヒーを淹れたい方には、カプセルタイプのコーヒーメーカーがおすすめです。こちらもエコポッドと同じように適量のコーヒー粉がパックされたカートリッジを取り付け、お湯を入れてスイッチを押せば自動的に1杯分のコーヒーが抽出されます。

1人暮らしの方やオフィスで来客用として使いたい方におすすめのコーヒーメーカーです。コーヒーだけではなく、緑茶、紅茶なども抽出できますので、色々な淹れたてのお茶が楽しめるメリットがあります。


エスプレッソコーヒー用のコーヒーメーカーの種類

コーヒー粉に圧力をかけて抽出をするエスプレッソコーヒーも、コーヒーメーカーがあれば家庭で楽しめます。レギュラーコーヒーのコーヒーメーカーよりも価格はやや高めですが、カフェのようなコクのある風味豊かなコーヒーが楽しめます。


スタンダードタイプ

スタンダードタイプのエスプレッソマシンは、コーヒー粉を専用の金属のフィルターホルダーに詰めてセットし、スイッチを押すことで本格的なエスプレッソコーヒーを抽出できます。

準備から抽出までに時間がかかるデメリットがありますが、コーヒー豆を好みにセレクトできますので、挽き立てのコーヒーで香り豊かなエスプレッソを楽しみたい方におすすめです。


カプセルタイプ

スタンダードタイプは、フィルターホルダーをセットするための準備に手間がかかりますが、カプセルタイプのエスプレッソマシンは、専用のカプセルをセットしスイッチを押すだけで、素早くコーヒーが抽出できます。

また、スタンダードタイプと比べると簡単にセットでき、安定した味を出すことができるというメリットがあります。専用カプセルを購入しなければならないため、コストランニングはかかりますが、たまにエスプレッソを飲みたいという方や面倒な事が苦手な方にはおすすめです。


エスプレッソポッド・カフェポッドタイプ

美味しいエスプレッソを作るためには、コーヒー豆の種類だけではなく、コーヒー粉の挽き方、量、圧力のかけ方が関係してきます。手間や技術が必要となりますが、ポッドタイプのエスプレッソマシンなら、手軽に本格的な美味しいコーヒーが抽出できます。

ポッドは1パックずつ包装されているため、鮮度の良い状態でコーヒーが安定して抽出できるというメリットがあります。カプセルタイプよりもポッドタイプの方が1杯あたりのコストランニングが低く、手軽にエスプレッソを楽しみたい方におすすめです。


人気のコーヒーメーカーブランド

コーヒーメーカーの購入を考えている方は、人気のコーヒーメーカーをチェックしてみましょう。売り上げランキングで人気が高いコーヒーメーカーなら、美味しさや機能性が期待できます。


ハリオ

ハリオは、ガラスの王様「はりおう」に由来し、100%天然鉱物を精製した地球に優しい素材の耐熱ガラスを利用した安全・安心・環境に優しいもの作りをするコーヒーメーカーとして人気があります。

特にハリオ式ドリッパーは有名で、ハンドドリップを楽しみたい方達から支持されています。ハリオから販売されているコーヒーメーカーは「V60珈琲王(本体価格14,800円)」。円すい型ドリッパーによるハンドドリップの美味しさにこだわって作られており、ネルドリップに近い味わいが楽しめます。

<ハリオコーヒーメーカー動画>


カリタ

カリタは、三つ穴構造のドリッパーによって理想的な抽出速度を実現させ、コーヒー豆本来の旨みを引き出すことができる事から、カリタ式ドリッパーとして有名です。

家庭、オフィスで楽しめるコーヒーメーカーがバリエーション豊かに販売されています。「TS101N(オープン価格)」は1杯分での抽出が可能なコンパクトタイプ。「EX-102N(本体価格5,800円)」は5杯分の抽出が可能で、水道水のカルキ除去を行う浄水機能付きアロマシャワーで美味しさを引き出します。「MD102N(本体価格9,800円)」は、さらにミル付きのマシンなので挽き立ての味を楽しめます。用途に合わせて選べる所がカリタの魅力です。いずれも、カリタの三つ穴構造のドリッパーが採用されています。

<カリタコーヒーメーカー動画>


メリタ

メリタは、ペーパードリップシステムによるコーヒーの抽出を考案したメリタ・ベンツのアイデアを基に会社として設立され、瞬く間に評判が広がりました。100年に渡りフィルターペーパーの改良に取り組み、長い年月をかけて完成度を高め、多くのコーヒー愛好家がメリタの技術に一目を置いています。

メリタでは家庭用、業務用のコーヒーメーカーを取り扱っています。いずれもメリタ式の1つ穴ドリッパーを使用し、お手入れしやすい設計がされています。人気の「オルフィSKT52(小売り価格15,000円)」は、99%カルキを除去する浄水フィルターが付いており、珈琲の美味しさを引き立てる設計がされています。便利な「メリタコーヒーポッドマシーン112(小売り価格20,000円)」なら、ポッドタイプなので手軽に鮮度の高いコーヒーが味わえます。

<メリタコーヒーメーカー動画>


デロンギ

イタリアに本社を構えるデロンギは、クラフトマンワークショップとしてスタートし、暖房器具、調理機器、家電を取り扱うメーカーです。高機能でスタイリッシュなデザインが特徴の高級家電ブランドとして知名度があり、コーヒーメーカーにおいてもインテリア性の高さが人気です。

ドリップタイプのコーヒーメーカーだけではなく、エスプレッソタイプのコーヒーメーカーも充実しています。1950年代のイタリアを彷彿とさせるクラシックなデザインの「ECO310(小売り価格36,000円)」はスタンダードなエスプレッソマシンとして、本格的なエスプレッソを家庭で味わいたい方達に人気があります。

ドリップタイプでは「CMB5T(小売り価格25,000円)」はハンドドリップのような抽出にこだわり、世界的に権威あるデザイン賞を受賞しているDallen Mullenがデザインを担当しています。オシャレで機能的なコーヒーメーカーが欲しい方にデロンギはおすすめです。

<デロンギコーヒーメーカー動画>


コーヒーメーカーを選ぶ時のポイント

コーヒーメーカーには色々な種類があり、価格も機能性もさまざまです。購入してから使いにくいと感じる事もありますので、コーヒーメーカーを選ぶ時のポイントについてご紹介します。


コーヒーの抽出方法からコーヒーメーカーを選ぶ

コーヒーメーカーを選ぶ際に最も大切なのは、「抽出方法」による違いです。まず、「レギュラータイプorエスプレッソタイプ」を選びましょう。

レギュラータイプは、通常のドリップコーヒーを楽しむコーヒーメーカーです。初めてコーヒーメーカーを購入するなら、低価格の商品も豊富にあるドリップタイプがおすすめです。エスプレッソタイプは、圧力により抽出したコーヒーとなりますので、カフェラテやカプチーノなど本格的なカフェメニューを家庭でも味わいたい方におすすめです。

コーヒー好きの方には、両方を抽出できる兼用マシンもあります。兼用マシンなら場所を取らずに、お好みに合わせて1台でコーヒーを抽出できるため便利です。


機能性・使いやすさからコーヒーメーカーを選ぶ

コーヒーメーカーを購入しても、掃除などの手入れが面倒であったり、使い方が難しければ使わなくなってしまいます。まず、セット(準備)や掃除が簡単である事は大切なポイントです。清潔感を保つためにも細かな部品が取り外せたり、洗いやすい設計である事がベストです。

また、当然美味しさを追求した機能性も重要です。「フィルターの構造」にこだわっていたり、水道水でも美味しいコーヒーを淹れるための「カルキ除去機能」があると便利です。コーヒー豆などにこだわりがなく、手軽さを求める方は「デバイス、UCC」等から販売しているポッドタイプのコーヒーメーカーが簡単で使いやすくおすすめです。


デザイン・インテリア性からコーヒーメーカーを選ぶ

コーヒーメーカーは、キッチンなどに出しっぱなしにしておく事が多い家電です。そのため、インテリアにこだわっている方は、デザイン性の高さもチェックしましょう。

世界的に活躍するDallen Mullenがデザインを担当する「デロンギ」や秋田道夫が手掛けるシンプルモダンなデザインの「ドウシシャ」のコーヒーメーカーは、インテリア性が高くオシャレなお部屋にもマッチします。生活感のあるコーヒーメーカーは控えたいという方は、ブランドにもこだわってみましょう。


価格・予算からコーヒーメーカーを選ぶ

コーヒーメーカーは、機能性によって幅広い価格の商品が販売されています。簡易的なドリップタイプのコーヒーメーカーなら、2,000円台~販売しています。業務用に近い本格的なコーヒーメーカーは、10万円以上する商品もありますので、予算に合わせて機能性と価格に納得するものを選びましょう。

高額なコーヒーメーカーは、取扱いやメンテナンスが大変な商品も多いので、家庭で楽しむなら低価格でも機能性を重視すれば満足度の高い商品と出会えます。簡単な機能なら「ネスレ」、実用的な機能性の「サーモス」。そして、家電メーカーとしての知名度が高い「象印」などがコストパフォーマンスが良く人気です。

スポンサードリンク

このページの先頭へ