銀座カフェーパウリスタでコーヒー飲んできた


銀座カフェーパウリスタでコーヒー飲んできた
東京の「銀座」というと、どのような街並みを思い浮かべますか?

大きな時計と三越デパートが目印の銀座の交差点でしょうか。
大通りに立ち並ぶ、有名ブランドの路面店のきらびやかなショーウィンドウでしょうか。
はたまた、AppleStoreのりんごマーク?
並木通りにネオンを輝かせる、夜のクラブという方もいらっしゃるかもしれませんね。

華やかで高級、老舗のお店の多い印象の銀座ですが、その中に明治時代から続くカフェが今も営業しています。

その名も、「カフェーパウリスタ」。
明治時代以降、たくさんの著名人が通っていたといわれる、銀座の名店です。

あの芥川龍之介や、与謝野晶子、谷崎潤一郎、森鴎外などの文豪や、アインシュタイン、さらにはジョン・レノン、オノ・ヨーコ夫妻が、このカフェーパウリスタに通っていたとか。

「銀ブラ」という言葉も、一説によるとこのカフェーパウリスタが関係しているとか。
「慶應義塾大学の学生が、キャンパスからカフェーパウリスタまで歩き、カフェーパウリスタでブラジルコーヒーを飲みながら会話すること」と言われているそうです。

そんな歴史あふれる名店「カフェーパウリスタ」で、銀ブラしてまいりました。

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「カフェーパウリスタ」の外観は「歴史」より「おしゃれ」を感じる

東京メトロ銀座線「銀座」駅を出て、和光と三越を背に。新橋・汐留方面へ銀座通りを歩きます。

明治43年から続く名店ということで、昔のレトロな雰囲気を残していると思い、想像を膨らませながら銀座通りを歩きます。

同じく明治から続いている「ビアホールライオン」の前を通り過ぎます。このお店も、明治の面影が色濃く残っていて、当時の様子を知らないはずなのに懐かしくなります。

折しも、訪問したのはクリスマスの近い時期。銀座通りはイルミネーションで美しく彩られています。

ビアホールライオンの前を通り過ぎ、ヤマハ銀座店の落ち着いたディスプレイを横目に見ながらさらに進むと、ありました、カフェーパウリスタの看板。

「カフェーパウリスタ」の看板

うーん…
とても、近代的なビルです。上のフロアには普通に美容クリニックが入居しています。イメージとしては、おしゃれなスパニッシュ系のバーや、オイスターバーとかが入居していそうな感じ。

訪れたときにはキッシュのセットをイチオシにしており、こんなポスターが飾られています。

カフェーパウリスタ ポスター

レンガ造りの、大正モダンな外観をイメージしていたので、正直すこしがっかり。ちょっと大正モダンを気取った、新手のチェーン店のような外見です。


「カフェーパウリスタ」の2フロアに分かれた店内

扉を開けて、「カフェーパウリスタ」の店内に入ります。
1階は喫煙席、2階が禁煙席です。フロアで分けられた完全分煙なので、たばこが苦手な方でも安心して過ごせます。

「カフェーパウリスタ」の店内には階段はなく、ビル自体の階段を使うことになります。1階に入り、店員さんに禁煙希望の旨を伝えると、お店の入り口右横の扉から出て、エレベーターないし階段で2階へ上がるよう指示されます。

階段を上がると、このような2階の店舗入り口が現れます。

「カフェーパウリスタ」2階の店舗入り口

ちなみに、階段は本当にビルの造りそのまま。せめて1階~2階の間だけでも、カフェーパウリスタ仕様にして、壁の色を変えたり装飾をすれば雰囲気が出るのに…と、少しだけ残念な気分です。

右手に見える黒いカウンターがレジスターのある場所ですが、すぐ奥にガラスのショーケースがあります。そこには、ザッハトルテをはじめとしたケーキが、上品に並べられています。

1階にも同じようなショーケースがあり、ケーキが並べられていました。ついついショーケースに目が行き、コーヒーと一緒にケーキも楽しみたくなる…そんな誘惑の多いレイアウトです。ザッハトルテのつや感…たまりません。


落ち着いて会話を楽しめる「カフェーパウリスタ」のインテリア

こちらが、2階・禁煙席の店内です。

「カフェーパウリスタ」の店内

真新しい感じのする白い壁に、絵画や観葉植物が飾られています。
季節柄、クリスマスツリーも。

家具は全体的にシックて落ち着いた印象。テーブル類と椅子は、窓際のほうは濃い茶色に統一されています。写真の右手側、お店の奥のほうは、クリーム色のような淡い色の椅子です。

私は窓際の2人がけの席に通されました。荷物置きが各席に設置されているあたりに、お店の気遣いを感じます。場所柄から考えて、きっとショッピングをした人たちが、休憩に使ったりすることも多いのでしょうね。

夕方16時過ぎに入店しましたが、平日だったためかお客さんは少なめ。パソコンを広げて作業している一人客もいれば、着物姿の優雅な女性3人連れもいます。

また、いかにも「銀座の高級クラブで黒服を務めてきて30年」というような、黒スーツを独特の形に着こなした男性同士が会話をしている姿も。
年齢層は比較的高く、落ち着いた感じですが、客層の幅は広いようです。

銀座のデパート街からは少し離れるため、ショッピングを終えて帰る前に、ざわついていない落ち着いたお店で一休みしたいというときにぴったりです。
銀座の飲み屋さん街も比較的近いので、待ち合わせなどに使うのもよいかもしれませんね。


種類の多さに感じるコーヒーへのこだわり

コーヒーは、ブレンドの種類が豊富。また、季節によっておすすめのコーヒーが変わるのも特長です。

こちらが、私の訪れた12月のメニュー。

コーヒーメニュー

通年でお店に出ているのが、ホットのストレートコーヒーは「森のコーヒー」と「パウリスタオールド」の二種類。アイスは「アイスコーヒー」と「アイスオーレ」の二種類です。

そのほかに、12月・1月のおすすめとして4種類のコーヒー。
クリスマスブレンドなどは、毎年クリスマスの時期に出しているものだそうです。

「森のコーヒー」と「パウリスタオールド」は、おかわりが1杯300円と、ちょっとリーズナブルに。
季節のコーヒーは、コーヒーとしては珍しい「ポット」での提供になるので、1.5杯~2杯分を楽しめるそうです。
おしゃべりが弾んで、ついつい長居してしまっても、長い時間コーヒーを楽しめますね。

もちろん、ストレートコーヒー以外にも、このような定番のコーヒーメニューがあります。

・エスプレッソ
・カプチーノ
・カフェラテ
・カフェオレ
・ウインナーコーヒー

コーヒー以外に、紅茶やジュース、ココアもあるので、一緒に入る方が「コーヒーはちょっと苦手」という場合でも、安心して入店できます。

一方、こちらはフードメニューの一部。

カフェーパウリスタ フードメニュー

フードメニューは、かなり数が豊富。
キッシュやサンドイッチ、ホットドッグなど、お食事メニューが豊富です。それだけでなく、ケーキの種類も10種類、そのうち4種類が季節のケーキと、定期的に来店する人でも飽きのこないメニュー構成になっています。
新橋駅のほうから来て、パウリスタで軽くランチをしてからお買い物…なんてコースもよいかもしれませんね。

ちなみに、8:30から11:30までは、モーニングメニューもあります。個人的には、手作りバターで作ったスコーンが気になるところ。

カフェーパウリスタ モーニングメニュー

今回は、店員さんにおすすめいただいた「パウリスタオールド」と、「温かいタルトタタン」をオーダーしました。


パウリスタのマークをあしらったカップでコーヒーをいただく

カフェーパウリスタは、星がトレードマーク。そのトレードマークが、カップやソーサーにあしらわれています。

カフェーパウリスタで飲んだコーヒー

店員さんに伺ったときは、「苦みが強め」とおっしゃっていましたが、個人的にはそんなに苦みを感じませんでした。口に残るようなえぐみはなく、口に含むとそのまま舌になじむ味です。

香りもコーヒー本来の香りが程よく引き立てられていて、主張し過ぎないコーヒー、という印象でした。


「カフェーパウリスタ」でいただいたデザート

冬の定番らしいのでチョイスした、タルトタタンがこちら。

カフェーパウリスタで食べたタルトタタン

しっかりと煮込まれ、とろとろになったりんごが、さくっさくのパイ生地の上に載っています。
そして、横にはバニラアイスが。

タルトタタンにナイフを入れると、りんごの部分はすっと刃が通り、パイ生地に達すると「トン」と止まります。そこから少しだけ力をかけると、「さくっさくっ」と切れていきます。この感触の違いがたまりません。

一口食べれば、期待を裏切らない2種類の触感と、思いのほか甘味控えめで大人の味が広がります。

バニラアイスを食べれば、ほんのり甘み強め。アイスとタルトタタンで、甘みのバランスがちょうどよく感じます。
このバランス感は、さすが「冬の定番」。食べるのがもったいないと思いながらも、パイ生地のさくさく感が損なわれる前にいただきました。


お会計

今回のお会計は、タルトタタンとオールドコーヒーのセットで、1,280円。
銀座という立地から考えれば、まあ普通かな、という金額設定です。

コーヒー単品であれば510円からなので、落ち着いたお店の雰囲気を楽しめることを考えれば、リーズナブルといえると思います。

ちなみに、暗くなる時間帯に窓際の席にいると、このような銀座の夜の風景も楽しめますよ。

カフェーパウリスタから見える銀座の夜の風景


「カフェーパウリスタ」お店の基本情報

店名:カフェーパウリスタ
住所:東京都中央区銀座8-9 長崎センタービル
電話番号:03-3572-6160
営業時間:8:30 – 21:00(月~土)、11:30 – 20:00(日・祝)
※2Fは12:00 –
定休日:なし(年中無休)
最寄り駅:東京メトロ銀座駅より徒歩5分
JR新橋駅より徒歩5分
禁煙・喫煙:分煙(1F:喫煙席/2F:禁煙席)
URL:http://www.paulista.co.jp/

■アクセス
JR有楽町、もしくは東京メトロの銀座駅方面から来る場合は、銀座通りの三越側の歩道をずっと歩くと、カフェーパウリスタの看板が見えてきます。
JR新橋駅からの場合は、銀座口を出てコナカのあるほうに渡り、銀座通りに当たるまでまっすぐ歩きます。そこで銀座通りに当たったら左に渡り、高速道路の下を歩いていけば、カフェーパウリスタに着きます。

銀座通りはかなり大きな通りなので、比較的わかりやすいでしょう。

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