スタバの豆「コモドドラゴンブレンド」はおいしいの?
スタバで取り扱っているコーヒー豆の中では、非常に個性的なネーミングが付けられているコモドドラゴンブレンド。インパクトが強い分、コーヒーの香味にもパンチがあるのでは?という期待感がもたらされます。スタバのコーヒー豆「コモドドラゴンブレンド」を試してみた感想をレビューしたいと思います。
スタバのコーヒー豆「コモドドラゴンブレンド」の製品情報
生産地:アジア
生産国:アメリカ
精製方法:ウォッシュト、セミウォッシュト
焙煎方法:ダークロースト
価格:250g¥1,240
スタバのコーヒー豆「コモドドラゴンブレンド」の特徴
スタバのコモドドラゴンブレンドのコーヒー豆は、フレッシュなハーブにスパイシーさを加えたワイルドな香味が特徴となっています。複雑な風味に加え、スタバでは最も深煎りとなるダークローストで焙煎していますので、苦みやコクも楽しめるブレンドタイプのコーヒー豆です。
スタバのコーヒー豆「コモドドラゴンブレンド」の香味
ハーブを思わせる複雑な香味が特徴とされるコモドドラゴンブレンドですが、名前の印象よりも非常に飲みやすいコーヒーです。スタバでは、同じ焙煎度合いであるフレンチローストに近い味です。苦みやコクのあるコーヒーが好きな方におすすめです。
苦み★★★☆☆
コク★★★★☆
香り★★★☆☆
スタバのコーヒー豆「コモドドラゴンブレンド」のおすすめの飲み方
スタバのコモドドラゴンブレンドは、苦みとコクが楽しめるようにお湯の温度は低すぎないように注意して抽出しましょう。中挽き~細挽きで飲むと複雑な香味を引き立てることができるのでおすすめです。アイスよりもホットの方がハーブのような香りを感じやすいです。
おすすめの挽き方&抽出方法
【挽き方】
・中挽き~細挽き
【抽出方法】
・ペーパードリップ
・フレンチプレス
・サイフォン
相性の良いお菓子例
・パンケーキ
・シナモンロール
・ベイクドチーズケーキ
コモドドラゴンブレンドは、ブレンドならではの幅広い味での相性の良さを発揮できるコーヒー豆です。ハーブのような香りと深いコクがあるので、スパイスが効いたお菓子やチーズ、バターを使った濃厚さのあるお菓子ともマッチします。
シロップやカスタードなどを合わせた甘めのパンケーキでも、コーヒーの苦みによって美味しさを引き立て合います。
スタバのコーヒー豆「コモドドラゴンブレンド」のレビュー
コモドドラゴンブレンドという名前は、インパクトが強いですよね。コモドドラゴンと言えば凶暴な爬虫類の生き物なので、一体どうしてこんな名前が?!と不思議に思い由来を調べてみたものの公式サイトで由来については記載されておらず、ハッキリとした意味合いはわかりませんでした。
しかし、コモドドラゴンは、主にインドネシアに生息しているという事で、産地の特徴などから商品名として名付けられたのかもしれませんね。ダークローストですから力強さという意味でもマッチしていますよね。
コモドドラゴンのブレンドには、インドネシアとパプアニューギニアのコーヒー豆が使用されています。インドネシアのコーヒー豆は、コモドドラゴンブレンドの特徴でもあるスパイシーさや複雑な香味を特徴とする産地です。パプアニューギニアのコーヒー豆は、マイルドさを特徴としています。
私は、中挽きのペーパードリップで抽出して飲んでみました。ダークローストという事で飲んでみた第一印象は「フレンチロースト」と似ていると感じたことです。苦みとコクがやや強めなで後からスパイシーさを感じました。
大地を思わせる風味が複雑に重なり、ワイルドでスケールが大きい力強いコーヒーとされていますが、私としてはそれほどインパクトが大きい印象は持ちませんでした。もしかしたら、細挽きの方が香味の個性が活かせたかもしれません。
インドネシア産のコーヒー豆は、グレードが低いものはハーブのような香味の個性が低く、やや泥臭さがあります。草原のような風味はしましたが、ケニアのコーヒー豆のような面白さがなく、もう少し個性が引き立っていると良いのでは?と思いました。
スタバのコーヒー豆は、全体的に飲みやすさを重視しているためか個性が際立つものが少ないです。その分、飲みやすいというメリットもあるのですが、名前のインパクトからするとどんな味で楽しませてくれるのだろう?という期待値が上がり過ぎてしまいます。そのため、変わったコーヒー豆を買ってみよう!という気持ちで購入すると拍子抜けしてしまいますね。
やや深煎りのコーヒーが好きな方なら、クセも少ないので飲みやすいと思います。程よいキレもあるので、お菓子や食事メニューと合わせて飲むにもバランスが良いブレンドコーヒーに仕上がっています。
総評:★★★☆☆