コーヒーとダイエット

近頃、美容と健康を気にする方達の間で注目されている”コーヒーのダイエット効果”。
どのようにコーヒーを飲めばダイエット効果が得られるのか？どれくら効果があるのか？気になる細かなポイントについてまとめてみました。

コーヒーダイエットの正しいやり方

コーヒーには、「クロロゲン酸」という成分が含まれています。クロロゲン酸には、脂肪の蓄積を押さえる働きがあるため、コーヒーを飲むことでダイエット効果が期待できるとされています。コーヒーは、今やコンビニでも手軽に淹れたてを飲める時代です。

そのため、身近な飲み物であるコーヒーでダイエット効果が得られるのなら、とても手軽で今すぐに始めることができるダイエットとして注目されています。コーヒーダイエットの正しいやり方についてまとめてみましたので参考にしてみてください。

ダイエットに適したコーヒーの種類は？

コーヒーには色々な種類がありますが、ダイエットに適したコーヒーはどれでしょうか？クロロゲン酸は、淹れたてのレギュラーコーヒーだけではなく、インスタントコーヒーにも含まれています。また、缶コーヒーでも種類によっては、ダイエットに適した商品があります。そのため、どれを選んでも基本的にはOKです。続けやすい自分好みの種類のコーヒーを選びましょう。もちろん、コンビニのコーヒーを活用してもOKです。

ただし、クロロゲン酸は熱に弱いため、深煎りの豆よりも浅煎りの豆の方がダイエットに適しています。そのため、エスプレッソコーヒーよりもアメリカンコーヒーの方がおすすめです。苦みがある方がダイエットに適しているようなイメージがありますが、意外にも反対なのです。また、甘い缶コーヒーは添加物や糖分が多く含まれているため、ダイエットには不向きとなります。

ダイエット目的でコーヒーを飲む場合には、アイスコーヒーは体を冷やしてしまうため、できるだけ「ホットコーヒー」を飲むようにしましょう。温かい飲み物は、体温を高めて代謝を活発にし、ダイエットを促進する効果があります。

コーヒーを飲むタイミングはいつ？

コーヒーをダイエット目的で飲む方は、どのタイミングで飲むことが最も効果的なのか？気になるところですよね。一般的にコーヒーと言えば食後に飲むものですが、実はダイエットでも食後に飲むのがおすすめです。
　
コーヒーに含まれるカフェインは、空腹時に摂取することで胃にダメージを与える原因に繋がります。食後にコーヒーを飲むことで満腹感も増し、利尿効果によって食事中に摂取した余分な塩分を排出して「むくみ」を予防する効果も得られます。

また、運動をする30分前にコーヒーを飲むことで代謝が上がり、脂肪燃焼効果がアップすると言われています。運動を取り入れれば効率良く痩せることができますので、運動前にはコーヒーを飲むようにしましょう。

コーヒーの1日の摂取目安量

コーヒーダイエットで気を付けたいポイントは、1日の摂取目安量です。コーヒーにはカフェインが含まれています。カフェインは、血行促進や利尿作用などダイエットをサポートする働きがありますが、飲み過ぎはカフェインの過剰摂取へと繋がります。

カフェインの過剰摂取は、自律神経を乱れさせ内臓機能の低下、情緒不安、不眠といったダイエットの敵になるばかりか、体調を崩す原因となりますので注意が必要です。1日のコーヒーの”摂取目安量は3～4杯程度”です。5杯以上になると飲み過ぎになるので、食後やティータイムに飲む程度で十分です。

ブラックが飲めない人は？コーヒーダイエットの方法

”コーヒーは好きだけれどブラックは苦くて飲めない”という方も多いですよね。コーヒーダイエットの効果を得るには、糖分や脂肪分である砂糖やミルクを加えず、ブラックで飲むことが良いとされています。そのため、ブラックが苦手な方はコーヒーダイエットが出来ない！と思われがちですが、ポイントを押さえておけばコーヒーのダイエット効果を得ることができます。

ポイント1「ミルクの代用品を使う」

ミルク、生クリームなどの乳製品は脂質が高めです。また、乳製品と思われがちなコーヒーフレッシュはトランス脂肪酸のためダイエットの敵です。そのため、コーヒーでダイエットをするなら、ミルクの変わりに「豆乳」でマイルドさを出すのがおすすめです。

豆乳が苦手な方もいますが、ほんの少しの豆乳なら臭みも感じにくく、ヘルシー＆栄養価が高いためダイエット中の心強い味方となります。多くのコーヒーショップでも、「ソイコーヒー、ソイラテ」として販売されています。コーヒーの苦みがしっかり抑えられるため、ブラック嫌いな方でも飲みやすいコーヒーです。

ポイント2「砂糖の代用品を使う」

コーヒーに甘みを出すためには、砂糖を使いますが、ダイエット中は控え気味にしたいところです。砂糖の代用品としておすすめなのが「オリゴ糖」です。オリゴ糖は、甘みがプラスされるだけではなく、お腹の調子を整える働きもあるので、便秘気味でポッコリお腹を解消する効果が得られます。

また、「はちみつ」も善玉菌を増やして腸内環境を整える働きがあります。砂糖よりも低カロリーで甘さもしっかりあるうえ、栄養価や殺菌力に優れているので美容や健康に良い食品なのでおすすめです。

ポイント3「1日のデザートにカウントする」

ミルクや砂糖をダイエット向きの食品に代用する以外にも、甘いコーヒーを1日のデザートとしてカウントするのもおすすめです。ダイエット中は、何かと制限することが多い点が途中で挫折してしまう原因になりやすいため、無理をしすぎるのはNGです。

また、脳を活発にしたり満足感を得るには「糖分」の補給は重要です。そのため、過剰に制限しすぎず、適度に摂取した方がダイエットが成功しやすくなります。甘いものを食べると幸せな気持ちになりますよね。ダイエット中のストレスはリバウンドを引き起こす恐れがあります。

沢山飲み過ぎるのはNGですが、1日に1杯の甘いコーヒーを飲むだけでダイエットのストレスを軽減でき、やる気も出てきます。私は普段ブラックコーヒーを飲んでいますが、朝食から昼食の間に甘いコーヒーを1日に1杯だけ飲むようにしてから、昼食の食べ過ぎを予防することができ、脳が活動的になってアクティブに過ごせています。

朝のコーヒーはNG？ダイエット効果がなくなるワケ

朝起きてから目覚めの1杯として「モーニングコーヒー」を楽しむ方も多いですよね。コーヒーには覚醒効果がありますので、眠気覚ましを兼ねて、朝の時間帯にコーヒーを飲むことは理にかなった飲み方です。しかし、気を付けなければならないのは、人間は自然と朝になると目を覚ますことが出来るように「コルチゾール」というホルモンを分泌します。

コルチゾールとは、ストレスホルモンの1種で緊張や恐怖を感じた時にも生み出されますが、体内時計のリズムを正しくするには必要なホルモンです。コルチゾールは午前8時～9時に最も分泌が活発になります。しかし、コルチゾールの分泌が多い時にカフェインを摂取すると、コルチゾールの分泌を妨げ、カフェインによる覚醒に依存するようになります。

また、体内のリズムが崩れると「セロトニン」という食欲を抑えるホルモンの分泌が低下します。セロトニンは、別名”幸せホルモン”とも呼ばれており、セロトニンが減るとストレスによる過食に走りやすくなりダイエットの妨げとなります。

そのため、コルチゾールの分泌が活発な時間帯のコーヒーの摂取は、ダイエット時には避けることが良いとされています。

コーヒーのダイエット効果を高める時間帯とは？

コルチゾールの分泌が活発な時間帯を避けながら、ダイエットに効果的な時間とはいつなのでしょうか？実は、午前中なら10時～12時、午後なら2時～5時の間にコーヒーを飲むのがベストなのです。つまり、ちょっと一息を付いて楽しむ「ブレイクタイム」が、まさにコーヒーを飲むにはピッタリの時間なのです。

これまでコーヒーを飲んでいるにも関わらず、ダイエット効果が思うように表れないという方は、ダイエット効果を高める時間帯にコーヒーを飲んでみましょう。この時間帯にコーヒーを淹れるのが難しいと言う方は、「サントリーBOSS、ヘルシア、AGF」などのメーカーからダイエット向けの缶・ペットボトルコーヒーを販売していますので活用してみましょう。

ダイエットに効果的！バターコーヒー

バターコーヒーというのはご存知ですか？ダイエットにバター！？と思われるかもしれませんが、バターコーヒーもダイエットに効果があるんですよ。
他サイトですが以下のページでバターコーヒーの作り方やなぜダイエット効果があるのか記載しましたのでよろしければご覧ください。
>>バターコーヒー作り方 ダイエット効果は本当にある？
上記ページの「感想」の部分でどのくらい体重が減ったのか？記載しましたのでじっくり読んでくださいね！