表参道「モントーク」

今回は原宿、表参道エリアで密かに有名になっている「モントーク」というお店に行きました。

モントークは、美味しいけど、入りにくい、看板がない、と言った具合に変わった理由でも有名です。

今回は表参道にある「montork（モントーク）」の雰囲気やスタッフの接客態度、飲んだコーヒーやケーキについての感想をお伝えします。

表参道「モントーク」へのアクセス

モントークの住所は東京都渋谷区神宮前６－１－９です。表参道のメイン通りに面した場所に店舗があります。外国の人に人気なことで有名な「キディランド」の隣にあるので、「キディランド」を目印に探すと分かりやすいと思います。

看板は出ていないので、「キディランド」の隣にある黒い建物のカフェっぽいところは「モントーク」と思って思い切って入ってください。

ラフォーレや東急プラザ表参道原宿店、などが近場にあるので買い物のついでや足休めに行くのにもかなりおすすめな場所です。

最寄駅は「明治神宮前駅」「原宿駅」

アクセスは東京メトロ線の「明治神宮前駅」が一番最寄り駅です。東急プラザ表参道原宿店の反対側の通りにあるので、駅を出たら陸橋を渡って道路を越えるのが一番いいと思います。「明治神宮前駅」から大体歩いて５分ほどで着きます。

またJR山の手線の「原宿駅」からも近く、私は今回原宿駅から行きました。「原宿駅」を出て、ギャレットポップコーンやソフトバンクを通り過ぎて行きます。

そしてラフォーレや東急プラザ表参道原宿店などがある交差点まで来たら、「ジョナサン」の方へ渡ってください。そして「キディランド」を目指して歩くと「キディランド」の手前に黒い建物のモントークがあります。「原宿駅」から約１０分ほどで着きます。

「明治神宮前駅」にも「原宿駅」にも近いので、天気や天候を気にせず行けるところがいいと思います。ちなみに「明治神宮前駅」と「原宿駅」は近いので、ご自身の交通に便利な方を選ばれるといいと思います。

モントークに行くなら予約は取ったほうが良いの？

モントークの電話番号は０３－５４６８－５９２８です。電話予約も受け付けているらしく、公式サイト（http://www.montoak.com/index.html）には事前の電話予約をおすすめしているようです。

ただ他の口コミサイトなどを見ると、さほど待ち時間なく席につけた、とい口コミも多く見つけたので、曜日や、時間によっては空いていて予約するまででもないのかもしれません。

ちなみに私は月曜の夕方１７時くらいに入店しましたが、空いていました。ただ、夜から本格的に雨が降るとの予報が出ていたので入りやすかったのかもしれません。いずれにしても、店員さんに聞いたところ「土日や祝日などは時間に関係なく混みやすかったりするので、電話予約された方が確実に案内できると思います」とのことでした。

なので土日、祝日はぷらっと立ち寄ってみたら少し待つ可能性もあるかもしれません。
また、結婚式の二次会や、誕生日会などで大活躍する「アニバーサリーケーキ」の用意もしてくださるそうなので、サプライズなどを考えてらっしゃる方は、事前に電話で予約や相談をするといいと思います。雰囲気のいいお店なので、サプライズなどに利用されると主役が喜んでくれそうです。

モントークの定休日は？営業時間は？

また、モントークは定休日はないので気が向いた時にいつでも行くことができるのが魅力的です。

お店のオープンは毎日１１時からです。曜日ごとの営業時間は、月、火、水、木、日は１１時から深夜の２５時３０分まで開いています。

平日でも遅くまで開いているので仕事終わりの疲れを癒やしに行く人も多いようです。カフェでこれだけ夜遅くまで開いているところは珍しいので、夜中に甘いモノや美味しいものを食べに行きたい方にとてもおすすめです。

さらに、金、土、祝日の前日は深夜の２７時（AM３時）まで開いているので、ゆっくりと時間を気にせず楽しめます。

ちなみに席数は８０席もあります。あの立地で考えるとかなり広いお店です。ソファー席もあるので、ゆっくりとくつろぐことができるのも魅力的です。ではここからが実際に行ってみた私の感想です。

モントークの店内の雰囲気

モントークの噂は聞いていましたが、お店の中に入ったのは今日がはじめてでした。原宿駅から探して来ましたが、確かに看板もなく、外から見るとなんのお店だか分からない感じでした。

真っ黒な外観で、夕方の日が暮れてから見たので余計に入りにくいお店に見えました。外からは中が見えにくいようになっているガラス張りの店頭なのでどれくらい人が入っているのか、今営業しているのか、などもよくわからなかったです。

私は普段から原宿や表参道の辺りをうろつくのですが、このお店（モントーク）はいつも薄暗く中の様子がまったく見えないのでカフェなのか、バーなのか分からなかったです。公式サイトを見てみるとラウンジレストランと書いてありました。

店内の入口を開けるとおしゃれな店員さんが優しく声をかけてくださったので、ほっと安心しました。入り口にほど近い一階の席に案内されました。禁煙のエリアで、２人が座れるようになっている席でした。ふかふかの椅子でつい長いしたくなるようなすわり心地です。

月曜の17時にモントークの店内に入ったのですが、１階はほぼ満席で賑やかな店内でした。周りを見渡してみると20～30代の若い子やおしゃれなひとが多いイメージです。

店内の照明は？

店内の照明はかなり暗めで、内装も落ち着いた雰囲気のお店ですがわりと周りの人の声は大きめで、友達やパートナーとわいわいとくつろげる雰囲気です。なのでカフェで静かにコーヒーを飲みながら仕事を片付けたいと思っている人には不向きかもしれません。

モントークは喫煙？禁煙？分煙？

モントークの店内は、喫煙と禁煙で席が分かれており、たばこの匂いが苦手な人も煙を気にせず快適に過ごすことができます。今回は１階でしたが二階やテラス席もあるので晴れてる日の午前中はテラスで食べるのもいいと思います。またクリスマスシーズンになると表参道一体がライトアップされるので、テラス席からの眺めを目当てに行くのもおすすめです。全ての机の上にはキャンドルが置いてあり、ムードがあるのでデートなどにいい雰囲気です。

実際に私の周りにはカップルが4組いました。とわいえど、私のような一人客もぽつぽつと来店していたので、一人だから入りにくい店、というわけではありません。気にせずに利用されるといいと思います。

一番人気の「コーヒー」と一番人気のデザート「いちごタルト」を注文

メニューを一通り見て、なんとなく決まった私に気がつき店員さんがさっと注文を聞きにきてくれました。

私は人見知りなので、注文をする時に店員さんを呼ぶのが苦手なのですが、モントークでは店員さんの方から気づいて来てくれたので、嬉しかったです。今回はモントーク初体験なので一番人気の「コーヒー」と一番人気のデザートである「いちごタルト」を注文しました。（店員さんに人気のものを聞きました。）

注文から10分ほどでコーヒーといちごタルトが運ばれてきました。客が多いにも関わらずかなり早い対応で出てきたので嬉しいかったです。

モントーク1番人気のコーヒーの味は？

モントーク1番人気のコーヒーはカップぎりぎりまで注がれていて、量が多く、かなりお得感があります。しっかりとクレマが立っており、本格的に入れられたコーヒーのように思いました。

味はやや酸味があるものの、後味に心地よい苦味が残り、６５0円とは思えないクオリティのコーヒーです。帰り際に店員さんに「注文したコーヒーはどんな豆を使っているのですか」と尋ねると、丁寧に豆の袋を持ってきてくださいました。KEY COFFEE２袋をブレンドしていました。ブラジル産やコロンビア産の豆を使用しています。

モントーク1番人気のデザート「いちごタルト」の味は？

いちごタルトはしっかりとした固めのサクサクのタルト地に、酸味の効いたフレーバークリームがよく合います。ちょっとタルト地が固いのでナイフで切り分けるのが大変でした。タルト自体は甘すぎないので、ほのかに酸味のあるコーヒーとよく合います。

そして酸っぱくなりがちないちご1つ1つにしっかり甘みがあるので、クリームとよく馴染み食べやすい甘酸っぱさになります。フレーバークリームの他に生クリームが乗せてあったのですが、その上にはピスタチオを砕いたものが散りばめられており、いいアクセントになっていて味の変化を楽しむことができます。

お客さんの回転率は意外にもよく、一通り食事を楽しんだらさっとお店を後にする人が多いので、案外こまないカフェなのかもしれません。パスタなどのメニューもありますが、周りのお客さんのテーブルを見てみると私同様ドリンクとデザートを注文している人が多かったです。

そして店員さんまでオシャレさんです。男性の店員さんは黒のタイトズボンに革靴、白シャツに黒の大きめのリボンをしています。

客層的には表参道などで買い物を楽しんだカップルや女友達といった感じの人が多いように感じます。女性のお客さんが多いのかとおもいきや、途中で2～3組ほど、男性一人で来店したりしていたので男性の常連さんにもかなり人気のお店のように感じます。

男性が一人でカフェに入るのは行きにくい、思っている人には案外穴場なカフェだと思います。

そしてタルトも半分ほど食べたので、コーヒーにミルクを入れてみました。ミルクを入れると酸味はなくなり、苦味もマイルドになってかなり美味しいです。ミルクは温められてなかったですが、牛乳などではなくちゃんと生クリームを使っていたので濃厚なままでコーヒーを楽しめます。

砂糖を入れてみた感想ものせたかったのですが、今回はコーヒー自体が美味しかったので、砂糖は入れませんでした。個人的な感想としては、ミルクを加えない方がコーヒーのいい苦味が引き立つので、いちごタルトなどのデザートと一緒に召し上がる際はおすすめです。

おしゃれなお店はコーヒーの値段が高く、あまり美味しくないコーヒーを出されるイメージがありましたが、ここのコーヒーは値段も控えめでさらに味は本格的で美味しかったです。

店内の曲を聞いてみるとデミ・ロヴァートのCool for the Summerなど今流行の曲も流れていました。クラシックな感じの曲よりもポップミュージックが多かったです。また音量が割りと大きめなので、話し声を気にせずに楽しめることができるのもいいと思いました。

ちなみにいちごタルトは目測ですが直径15センチくらいあり、650円にしては大きめで、しかも美味しかったので、そこらへんのケーキ屋さんのものよりもお得な感じがしました。お店の外観や内装からして、１つ１つの単価が高そうに見えて、意外にも安くてお値段よりも美味しいお店でした。

今回はコーヒーといちごタルトを注文して総額で、1,300円でした。

表参道「モントーク」お店情報