スタバのコーヒー豆「エチオピア」を試してみた
香味に優れたアラビカ種のコーヒーは、9世紀にエチオピアから世界各地に広まったとされています。コーヒーの原点とも言える産地である「エチオピア」。スターバックスのエチオピアを試してみた感想をレビューしたいと思います。
スタバのコーヒー豆「エチオピア」の製品情報
生産地:エチオピア
生産国:アメリカ
精製方法:ウォッシュト
焙煎方法:ミディアムロースト
価格:250g¥1,330
スタバのコーヒー豆「エチオピア」の特徴
スタバのエチオピアのコーヒー豆は、ダークチョコレートとスイートシトラスの風味が特徴で、柔らかなベルベットのような口当たりのコーヒーです。
スタバのコーヒー豆「エチオピア」の香味
香りが良く爽やかな酸味が広がるエチオピアのコーヒー豆ですが、スタバでは香味を活かしたミディアムローストで焙煎されています。コーヒーを口に含むと独特のフレーバーが漂い、ハーブティーのような心地よさを感じます。酸味や香りが高いコーヒーが好きな方におすすめです。
苦み★☆☆☆☆
コク★★★☆☆
香り★★★★★
スタバのコーヒー豆「エチオピア」のおすすめの飲み方
スタバのエチオピアコーヒーは、シトラスの香りの中にカカオ豆のような香ばしさも含んでいます。エチオピアらしい酸味と香りのフレーバーを楽しむには、やや低めの温度でコーヒーを抽出するのがおすすめです。
ミルクでカフェオレを作る際には、生乳を使うとミルクの旨みとコーヒー豆の深みがマッチします。また、フレンチプレスやエアロプレスで抽出するなら、粗挽きの方が酸味を活かせます。
おすすめの挽き方&抽出方法
【挽き方】
・粗挽き~中挽き
【抽出方法】
・ペーパードリップ
・フレンチプレス
・サイフォン
・エアロプレス
相性の良いお菓子例
・チーズケーキ
・クッキー
・サンドイッチ
スタバのエチオピアコーヒーは、柑橘系のフルーティーな香りと酸味があるためフレッシュな味わいです。口当たりが柔らかくライトな印象のコーヒーなので、アフターティー感覚で楽しめます。
クッキーやチーズケーキなど、軽やかなスイーツを合わせたり、サンドイッチやパンケーキのような朝食にもおすすめです。スッキリと爽やかな余韻に浸れますよ。
スタバのコーヒー豆「エチオピア」のレビュー
私はエチオピアのコーヒー豆が好きなので、スタバのエチオピアがどんな香味をしているのか非常に楽しみでした。エチオピアと言えば、コーヒー発祥の地としての歴史があり、古くから多くの人々に親しまれてきたコーヒーの産地です。
”コーヒーセレモニー”という文化があり、家族や友人たちが集まりコーヒーの時間を楽しみます。もちろんお客様をもてなす時にもコーヒーは欠かせません。こうしたコーヒー文化が根強いことから、スタバのエチオピアコーヒー豆のパッケージには、ティーポットとカップが描かれています。
コーヒー豆の袋を開封するとフワッと花のような香りが広がります。私は中挽きのペーパードリップにて抽出しましたが、フレンチプレスやエアロプレスで抽出するとより香味を逃しません。
スウィートシトラスの香りとスタバでは表現されていますが、シトラスはアロマでも人気の高い柑橘系の果実です。この独特のフレーバーの強さとフレッシュな果実の酸味がエチオピアコーヒーの魅力でもあります。スタバの豆もしっかりとその美味しさを感じることが出来ましたので、飲んですぐに「美味しい」と思いました。
お店によっては、レモン、ベリー、ハーブなど複雑な香味や非常に強い酸味のエチオピアのコーヒー豆を取り扱っている事もあるのですが、スタバは良い意味で万人受けする味です。
香りは強めですが、クセがないので心地良くスッキリとした後味ですから、ほとんどの方は美味しく感じると思います。
また、スタバではダークチョコレートという表現もされていますが、カカオ豆のような香ばしさと甘みもあるので、ホッとするような安心感もあります。香ばしさがシトラスと合わさることによって花のような優しい風味が広がります。とてもリラックスできるコーヒー豆です。
スタバのコーヒー豆の中では酸味は強めの豆となりますが、浅煎りや酸味が苦手な方にも飲みやすいコーヒーです。グァテマラコーヒー豆と似たタイプなので、さっぱりとした味わいが食後にもピッタリです。比較的ライトな味わいなので、ちょっぴりお疲れ気味の時に飲むコーヒーとしても重たくないのでおすすめです。
ちなみに、深煎りやコクのあるコーヒーが苦手な私の母にも、エチオピアコーヒーは好評でした。飲んですぐに「香りが良くて美味しい」と言っていましたので、年配の方にも好んでもらえるかもしれません。
コーヒー好きの方だけではなく、普段は紅茶を好む方にもおすすめです。スッキリとしたフレーバーが楽しめるため、紅茶に近い印象でもあります。美味しいと感じてもらえるはずです。
総評:★★★★☆