コーヒーに含まれるカフェイン量はどれくらい?


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コーヒーに含まれるカフェイン量はどれくらい?
コーヒーには、「カフェイン」が含まれています。カフェインの摂取が多いと健康に害を及ぼすこともありますので、毎日コーヒーを飲む方は飲み過ぎにも気を付けましょう。気になるコーヒーに含まれるカフェインの含有量についてまとめてみました。

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カフェインの含有量が多いのは?コーヒーVSお茶

カフェインは、コーヒー以外にも緑茶や紅茶など、多くのお茶類に含まれています。
コーヒーに含まれるカフェインの含有量は、他のお茶と比べてどれくらいなのでしょうか?多いのでしょうか?そのとも少ないのでしょうか?調べてみました。


コーヒーに含まれるカフェインの含有量

コーヒーに含まれるカフェインの量は、「100mlあたり約40mg」です。EU欧州連合のEFSA欧州食品安全機関によると、成人の方が健康を維持するために望ましいとされるカフェインの摂取量は、1日400mg未満で1回の摂取量は200mgを超えないようにするのが良いとされています。

そのため、通常のコーヒーでは”1日に4杯~5杯程度”が適当な摂取量とされています。
小柄で体重が軽い女性は、体格の良い男性と比べるとカフェインの1日の摂取量目安が低くなりますので、基準より飲み過ぎているという自覚がある方は気を付けましょう。


コーヒー以外のカフェインの含有量

コーヒー以外のカフェインの含有量はどれくらいなのでしょうか?まず、日本人にとって馴染みが深い緑茶は「100mlあたり約15mg」です。そのため、緑茶とコーヒーを比べると、コーヒーの方が倍以上のカフェインが含まれているという事になります。

コーヒーと並びティータイムのドリンクとして人気が高い紅茶には、「100mgあたり約22mg」のカフェインが含まれています。緑茶より高めですが、やはりコーヒーの方が紅茶よりも含有量は多いという事になります。

そのほか、ウーロン茶やココア、コーラなどにもカフェインは含まれていますが、いずれもコーヒーの方がカフェインの含有量は多めです。では、コーヒーが飲み物の中で1番含有量が多いのか?と言えば、そうではありません。

実は、緑茶の1種である玉露茶は、なんとコーヒーの2倍以上のカフェインが含まれているのです。緑茶と玉露茶は原料の茶葉は同じですが、栽培方法が異なるだけでカフェインの含有量は大きく変化してしまうのです。

同じようにコーヒーも必ずしもカフェインの含有量は同じという訳ではなく、使用する豆や抽出方法の違いによって、カフェインの含有量は異なってきますので、あくまで目安として覚えておきましょう。


コーヒーの種類によるカフェインの含有量の違いは?

コーヒーには、抽出方法やアレンジ方法の違いによって色々な種類があります。コーヒーの種類が変わればカフェインの含有量には違いがあるのでしょうか?主なコーヒーのカフェインの含有量について調べてみました。


インスタントとドリップのカフェイン量の違いとは?

コーヒーの抽出方法で代表的なドリップコーヒーとインスタントコーヒーのカフェイン量は、インスタントコーヒーの方が多いイメージが強いですよね。

しかし、ドリップコーヒの場合、10gのコーヒー粉で150ml(およそカップ1杯分)抽出するとカフェインの含有量は約60mgです。一方、インスタントのコーヒーのカフェインの含有量は、コーヒー粉2gで150mlのコーヒーを淹れた場合、実は同じくらいのカフェイン量になるのです。

濃いめのコーヒーが好きな方は、さらにカフェインの量が多くなります。また、インスタントコーヒーでは、カフェインレスの商品もあるため、一概にカフェインの含有量が決まっている訳ではありませんので、もしもカフェインの量が気になるようならカフェインレスコーヒーを飲む事をおすすめします。

それから、市販のコーヒードリンクに関しては、1本あたりのカフェインの含有量が高めです。例えば、ダイドーのデミタスコーヒー155ml入りの缶コーヒーは、120mgのカフェインが含まれていますので、眠気覚ましにコーヒーを飲むなら缶コーヒーは効果的と言えます。


ドリップとエスプレッソのカフェイン量の違いとは?

カフェインは、抽出時間が短い方が含有量が少なくなると言われています。ドリップコーヒーと並んで人気が高い抽出法である「エスプレッソコーヒー」は、20~30秒ほどの短時間でコーヒーを抽出します。

一方、ドリップコーヒーは3分程度の時間をかけて抽出するため、ドリップコーヒーとエスプレッソコーヒーとのカフェインの含有量を比べると、ドリップコーヒーの方がカフェインの含有量は多いのです。

また、エスプレッソコーヒーは、基本的には小さいサイズのデミタスカップで飲みますので、コーヒーの量も少ないという点もカフェインの含有量が低い事と関係しています。


浅煎りと深煎り豆のカフェイン量の違いとは?

浅煎りと深煎りの豆のカフェイン量は、深煎りの方が味が濃く深みがある事から、カフェインが多いイメージがありますよね。しかし、実は深煎りの豆の方がカフェインの含有量が少ないのです。

ただし、あくまでもその差はほんのわずかなため、どちらを飲んだ方が寝付きが良い、目覚めが良いという事を気にする必要はありません。

また、浅煎り豆を使ったコーヒーは「アメリカンコーヒー」とも言いますが、日本ではお湯割りにしたコーヒーをアメリカンコーヒーと呼ぶ事も多く、お湯割りの場合には当然カフェインの量は少なくなります。

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