スタバのコーヒー豆「ケニア」のレビュー
シアトル系の人気コーヒーチェーン店「スターバックスコーヒー」では、コーヒー豆の美味しさを楽しめるストレートコーヒーも豊富に取り扱っています。
そこで、スタバのコーヒー豆「ケニア」を試してみました。ケニアは、世界で最も優れたコーヒーを生産する国とされています。スタバのケニアコーヒー豆で淹れたコーヒーは果たして美味しいのでしょうか?香味や相性の良いお菓子などをレビューしたいと思います。
スタバのコーヒー豆「ケニア」の製品情報
生産地:アフリカ
生産国:ケニア
精製方法:ウォッシュト
焙煎方法:ミディアムロースト
価格:250g¥1,240
スタバのコーヒー豆「ケニア」の特徴
ジューシーな酸味を持っているケニアのコーヒー豆は、エキゾチックな味わいが特徴です。グレープフルーツやカシスのような風味を持ち、明るい酸味は他の生産地にはない独特さとなります。
スタバのコーヒー豆「ケニア」の香味
”エキゾチック”という表現が非常に合っており、酸味が強く独特のフレーバーがあるため、ややクセがあるコーヒーです。苦みやコクも持ち合わせているので、キリマンジャロやブルーマウンテンが好きな方におすすめです。
苦み★★★☆☆
コク★★★☆☆
香り★★★★☆
スタバのコーヒー豆「ケニア」のおすすめの飲み方
スタバのケニアコーヒー豆は、ミディアムローストで焙煎されているため、酸味を活かした飲み方がおすすめです。中粗挽き~中挽きで豆を挽き、90℃~96℃の高めの温度で抽出すると酸味を引き立てたコーヒーを淹れることができます。
おすすめの挽き方&抽出方法
【挽き方】
・中挽き
【抽出方法】
・ペーパードリップ
・フレンチプレス
・サイフォン
相性の良いお菓子例
・アップルパイ
・タルトタタン
・クグロフ
強い酸味があるため、レーズン、ベリー、オレンジなどを使ったフルーツ系のお菓子との相性がGOODです。コクもあるので軽めのものではなく、しっかりとした濃厚さを持つお菓子でも美味しくマッチします。また、キレも良いので朝食後のコーヒーにもおすすめです。例えば、朝食にベリーソースをかけたヨーグルトやフルーツグラノーラと一緒に合わせても、ケニアならではのフレッシュなジューシーさ活かせます。
スタバのコーヒー豆「ケニア」のレビュー
ケニアのコーヒー豆といえば、高品質なコーヒー豆の産地として知られています。最高品質のコーヒー豆は、カシス、ベリー、ワインのような香味があり、グレードの高いケニアコーヒーを取り扱う喫茶店では、ケニアAAと表示されています。
そんな個性の強さが印象的なケニアのコーヒー豆ですが、スタバでもストレート豆の中では比較的人気が高い種類です。他の産地にはない独特さが人気のポイントになっていると思います。しかし!やはり個性が強い分、好き嫌いが別れるコーヒーでもあります。
スタバでは、独自のロースト製法によるスタバミディアムローストで、まろやかさを出した焙煎をしています。ケニアの特徴である酸味とコクを活かしたコーヒーを抽出することに重点をおき、私は中挽きのペーパードリップで抽出しました。
実は、ケニアコーヒー豆の優れている点は、浅煎りから深煎りまで幅広い焙煎方法に向いていることです。ボディがしっかりとしている事から、フレンチローストなどの深煎り焙煎でもコクがあるので、しっかりとした味わいが楽しめるのです。そのため、ちょっと細挽きにして苦みを出す抽出方法に切り替えて、味の変化を楽しむのも良いと思います。細挽きにするとコーヒー豆の甘みも感じやすくなります。
スタバのケニアコーヒーの印象は、個性である酸味を活かしつつ苦みを感じる事ができます。香味としては、カシスの味わいが強めに出ていると思います。最初のうちはフルーティーで爽やかな印象を持つのですが、飲んでいるうちにカシスやグレープフルーツを食べた後に感じるような渋みを感じてきます。コーヒーでありながら、こうした味わいを感じることができるのは、なんとも不思議でありコーヒーの奥深い楽しいところではないでしょうか。
非常に複雑な香味とも言えますので、それがケニアコーヒー豆の面白いところでもあり、好き嫌いを別れさせるポイントでもあります。ちなみに、私はちょっと後味が苦手なので、少量で十分となってしまうコーヒーです。しかし、独特の個性があるためか、目が覚めるような気分になるので、眠気覚ましにコーヒーを飲みたい時や気分をリフレッシュさせたい時に飲むには丁度良いコーヒーです。私はマイルドなコーヒーを飲むと眠くなるので、ケニアを飲むとスッキリとして仕事が捗ります。
酸味が強いブレンド好きの方なら、1度は飲んでみる価値があると思います。鮮度によって味が変わりやすいので、購入後は香味が失われないうちに早めに飲み切ってしまえる量を買うのがおすすめです。
総評:★★★☆☆