スタバのコーヒー豆「スマトラ」の香り・味をチェック
スタバのダークローストシリーズとなるスマトラは、インドネシアのコーヒー豆です。インドネシア産のコーヒー豆は、独特の香味を持つ生産地域として、個性的なキャラクターがコーヒーファンの間では人気があります。スタバの「スマトラ」を試してみた感想をレビューします。
スタバのコーヒー豆「スマトラ」の製品情報
生産地:インドネシア
生産国:アメリカ
精製方法:セミウォッシュト
焙煎方法:ダークロースト
価格:250g¥1,140
スタバのコーヒー豆「スマトラ」の特徴
スタバのスマトラは、深みのあるしっかりとしたコクとインドネシア産ならではのハーブのような香味が特徴のコーヒー豆です。酸味は少なめで、中煎り~深煎りのコーヒーが好きな方やマンデリンコーヒーが好きな方におすすめです。
スタバのコーヒー豆「スマトラ」の香味
スマトラは、インドネシア産のコーヒー豆を使用しているため、スタバのコモドドラゴンブレンドとよく似た香味を持っています。
他の豆を組み合わせていないストレートな豆のため、スマトラはよりハーブのようなフレーバーが漂いますが、クセが強すぎないので個性的な香味を持つコーヒー豆にチャレンジしたい方にもおすすめです。
苦み★★★★☆
コク★★★★★
香り★★★★☆
スタバのコーヒー豆「スマトラ」のおすすめの飲み方
スマトラのコーヒー豆は、苦みとコクが活かせるように細挽き~中挽きで抽出しましょう。ハーブ系のスパイシーさを組み合わせても相性が良いので、シナモンコーヒーやメープルコーヒーといったアレンジメニューで楽しむのもおすすめです。粗挽きや温度が低すぎると抜けたような味になってしまうので注意してください。
おすすめの挽き方&抽出方法
【挽き方】
・中挽き~細挽き
【抽出方法】
・ペーパードリップ
・フレンチプレス
・サイフォン
相性の良いお菓子例
・ベイクドチーズケーキ
・シナモンロール
・バタークッキー
ハーブを思わせる香味を持っているスマトラは、シナモンやチーズなどのスイーツと相性が良いので、ブレッド系の軽食と組み合わせるのもおすすめです。
また、苦みとコクがあるので、バターを使用した濃厚なクッキーやチョコレートのような甘めのスイーツでもマッチします。
スタバのコーヒー豆「スマトラ」のレビュー
スタバのスマトラは、セミウォッシュトで精製されたコーヒー豆が使用されています。同じくインドネシア産の豆を使用しているコモドドラゴンブレンドでは、ウォッシュトとセミウォッシュトの2つの精製方法のコーヒー豆が使用されています。
精製方法の工程が変わりますが、どちらも似たような香味を出すため品質の差は大きくありません。
ちなみに、スマトラでは「スマトラ式」と呼ばれる独特の精製方法もあるのですが、小規模の農家の間で行われることが多いため、スタバのような大手コーヒーショップが契約している豆は別という事ですね。
スタバのスマトラコーヒー豆には、スマトラに生息している希少動物のスマトラトラのイラストがパッケージに描かれています。産地ごとの特徴に合わせたデザインが可愛いですし、欲しいコーヒー豆を間違えにくくて良いですね。
スマトラはダークローストで焙煎されたコーヒー豆のため、苦みを強めにしたかったので、私はやや細挽きのペーパードリップにて抽出をしました。お湯を注ぐとややスパイシーで香ばしい香りが漂いました。
まず、スマトラを飲んでみた第一印象は、「深いコクと苦み」があると感じました。とても奥行のあるコクが印象的です。酸味が少ないので、スタバのフレンチローストのような味わいです。
苦みといっても焦げ臭さはなく、ハーブのような独特の香味によって爽やかな後味がします。そのため、苦みやコクを持つ炭火コーヒーよりも、えぐみがなくマイルドさがあります。
深みがあるコーヒーが好きな人におすすめです。コーヒーを口に含むとハーブのような草原の香りが鼻に抜けていきます。コモドドラゴンブレンドよりも、ストレートの方がコーヒー豆の個性が出ていて美味しいと感じました。
ただし、酸味が好きな方や苦みが苦手な方にはおすすめできません。また、ハーブのような香味といってもエチオピアやグアテマラのような華やかさがあるわけではありませんので、明るいフレーバータイプを求めている方は注意してください。トロピカルな花の香りではなく、大地や草原のような力強いタイプの香味です。
ケニアほどクセはありませんが、ワイルドな味わいのコーヒー豆の味が好きな人向けです。甘めのお菓子との相性も良いので、おやつタイムにデザートと一緒にコーヒーブレイクしたくなります。朝、眠気覚ましにコーヒーを飲みたいという方にも、目が覚めるような感覚になれるコーヒーです。
総評:★★★☆☆